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長周期地震動について

耐震診断から耐震補強・耐震改修を実施する専門機関 | 耐震診断・耐震補強改修 一般財団法人耐震総合研究所

長周期地震動について

1999年11月30日

長周期地震動とは?


地震が起きると様々な周期を持つ揺れ(地震動)が発生します。ここでいう『周期』とは、揺れが1往復するのにかかる時間のことです。

南海トラフ地震のような規模の大きい地震が発生すると、周期の長いゆっくりとした大きな揺れ(地震動)が生じます。このような地震動のことを

『長周期地震動』といいます。

建物には固有の揺れやすい周期(固有周期)があります。
地震波の周期と建物の固有周期が一致すると共振して、建物が大きく揺れます。

高層ビルの固有周期は低い建物の周期に比べると長いため、長周期の波と『共振』しやすく、共振すると高層ビルは長時間にわたり大きく揺れます。また、高層階の方がより大きく揺れる傾向があります。


長周期地震動の階級


階級1


 ブラインドなどの吊り下げたものが揺れる。室内にいるほとんどの人が揺れを感じる。


階級2


 室内で大きな揺れを感じ、物につかまりたいと感じる。棚にある食器や書籍が落ちることがある。


階級3


 立っていることが困難になり、キャスター付きの家具が大きく動いたり、固定していないものも移動し、不安定なものは倒れることがある。


階級4


 立っていることができず、はわないと動けない。揺れに翻弄される。キャスター付きの家具が大きく動き、転倒することがある。固定していないほとんどの物が移動し、倒れるものがある。

更新日: 2016-04-15 17:59:35