耐震診断・耐震補強・改修工事の一般財団法人耐震総合研究所のブログ

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耐震総合研究所は、耐震診断・耐震補強・改修工事を低コストで行い、構造的に優れた補強はもちろん、デザイン性も重視した改修を提供する専門家集団です。耐震診断・耐震補強のお問合せはお気軽にどうぞ。日本全国対応、見積りは最短1日での提出も可能です。 

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分譲マンションの耐震化は何十、何百世帯の合意を得ないと進めることができないため、耐震化に5年、10年と時間が必要となることも珍しくありません。

一番の問題は工事費の負担です。修繕積立金で賄うのか新たに住民に負担をお願いするのか。

工事費によると思いますが、各世帯200万円前後の負担をお願いして進めるパターンが多いように思います。

マンションだから工事費が高いと思われがちですが、戸建て住宅でも耐震工事に200万円前後が必要になりますので、戸数が多い分工事費も大きいですが、各世帯の負担としては戸建てと変わりません。

下記は神戸市で耐震改修を行う分譲マンションの実例。

阪神・淡路大震災を経験した神戸市民でも13年かかっています。

※神戸市ホームページより抜粋

 

東南海地震がいつ来てもおかしくないと言われていますので、早めの備えをお願いします。

【物件概要】

所在地:東京都新宿区内

用途:住宅(適合化後店舗へ用途変更)

構造:鉄筋コンクリート

規模:3階建・130㎡

 

構造上の不具合が無いことを証明するために建物各所の計測を行い、コンクリートを各所斫り躯体内部の不具合が無いことを確認し区の適合化の判定を受けました。

適合化を受ける場合、まず確認申請済みであること、そして確認申請時の図面があることが必須となります。

※図面が無い場合や図面と現地建物が大幅に異なる場合は、適合化の判定を受けることができません。

 

本件の場合、土地建物と適合化費用の合計が約3億2千万円でしたが、昨年末に約5億1千万円で売却できました。

適合化させたことにより建物の資産価値が上がり、金融機関より融資を受けられるようになったことが要因です。

 

検査済証が無い建物は低価格で購入することができるものの金融機関の融資を受けることができない場合が多いので、自己資金で購入することとなります。

 

検査済証が無い、または旧耐震の建物でも適合化や耐震化すれば建物の資産価値を上げることができたいい事例です。

 

新型コロナウイルスの影響により在宅勤務が定着した今、各企業はオフィスの縮小化や都心部からの移転に動き始めています。

 

今現在でも都心の一等地には大型新築ビルが建設され、オフィス需給のバランスが崩れ供給過多になっている状況です。

不動産業界では『2023年問題』と呼ばれています。

 

都心の一等地のビルであればテナントを集めることは容易だと思われますが、企業が移転した元のビルに新たな企業が入らない『2次空室』と呼ばれる状況も深刻化し始めています。

 

では、2次空室は新築すれば解消されるのか?

一部では解消されるかもしれませんが、厳しい状況は変わらないと思います。

新築すれば解体工事から新築まで早くても1年半~2年はかかり、その間は家賃収入がありません。

 

そこで、私どもは2次空室解消としてリノベーションを提案しています。

特に旧耐震の建物は耐震補強を行いリノベーションすることで、新耐震基準の建物と同等になり、外観や設備を新しくすることで新築と同等になります。

また、テナントビルとして使用していた建物の用途を変更し、ホテルやマンションに生まれ変わらせるコンバージョンにも取り組んでいます。

 

物件の規模にもよりますが、工期は新築の半分程度で工事費は新築の7割~8割程度が一般的です。

※これは旧耐震基準の建物をリノベーションした場合です。

 

 

お気軽にお問い合わせください。

SDGs(Sustainable Development Goals)は、「持続可能な開発目標」と訳され、2015年の国連サミットで採択された、持続可能でより良い社会を実現するための2030年までに達成すべき17の目標です。

私たちは、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

 

 

耐震でできるSDGsとは?

17の目標のうち、11番・12番・13番・14番・15番・17番が該当します。

11.住み続けられるまちづくりを

12.つくる責任つかう責任 

13.気候変動に具体的な対策を

14.海の豊かさを守ろう

15.陸の豊かさも守ろう

17.パートナーシップで目標を達成しよう

 

耐震強度が不足している建物を耐震改修することにより、建て替えをせずに建物の寿命を延ばすことができ、建て替えと比べ工事工程が少なく資材の削減、工事車両の排気ガス削減にも繋がります。

資材を削減することにより伐採を減らすことができ、森林を守ることで豊かな海も守ることができます。

建物所有者、設計事務所、施工会社で持続可能な開発目標を達成することに取り組んでいます。

 

また、当方が取り扱っている光触媒コーティングは、外壁1,000㎡にコーティングすることで、ポプラの木約70本分の空気浄化作用があり、セルフクリーニング効果でメンテナンス時に石油系溶剤や洗剤の使用を抑えることができます。

 

耐震改修は、大切な命を守るだけではなく、持続可能な開発目標にも貢献することができます。

巨大地震に対する備え、持続可能な開発目標の達成に賛同していただき、是非ご一緒に取り組んでいただきたいと思います。

光触媒で抗菌・抗ウイルスができることをご存じでしょうか?

 

光触媒は、光と酸化チタンが化学反応を起こし、活性酸素をつくることによって、その活性酸素が細菌やウイルスを繰り返し抑制することができます。

 

現在、感染症予防対策として、アルコール消毒や空気清浄機等の設置が常識となっていますが、光触媒をコーティングすることによって、さらに感染予防効果を発揮することができます。

 

アルコール消毒や空気清浄機は目に見える安心・光触媒コーティングは目に見えない安心を提供することができ、人体にも無害で、小さなお子様やペットがいる環境でも安心して使用することができます。

 

また、コーティング膜が存在し続ける限り効果を発揮し続けますので、ランニングコストを抑えることができ、アルコールによる清掃作業の負担を減らせます。

 

詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

http://www.sri-nano.jp

 

耐震に関するホームページ

http://www.taishin-sri.or.jp

 

外壁調査に関するホームページ

http://www.i-rc.jp